小原流豊雲記念館
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先週末(5/20)、小原流豊雲記念館(清家清・1962年、1970年) の見学に行く。
御影駅のちょっと山手にあるので、いつも横を通っていたけれど
いつも閉っていたので中に入ったことはなかった。
念願叶って!なのだが、例によって取り壊しの噂。
最後のメモリアル花展が開催されていて、館内も写真OKとのことで撮ってます。
大きな御影石とコンクリートと鉄の太く力強い造形に圧倒される。
それでいて螺旋階段から続く手摺の美しさや踏板の納まりなど、意匠も遊びも随所に凝っていて
建築的なエネルギーを深く感じる。
ただ経年とその造形に因むであろう傷みもあちこちに見受けられ、
これを維持することの難しさもよくわかる。
先月の丹下さんの建物もそうだけれど、建築が力強さを持っていた時代。
軽やかさが主流の現代とはまったく違う魅力に、なにか考えさせられるものがあった。
御影山手の景観を象徴し牽引してきた建物なだけに、寂しい気持ちにもなる。
住宅や店舗、事務所の新築や改築をご計画中の相談、いつでもお待ちしています。
神戸市の建築設計事務所 H+M atelier(エイチプラスエム アトリエ)
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