昨年お引渡しした『傾斜地の家』の１年点検。
１年お住まいになられて気付かれたことなどを伺いつつ、現場監督と私達で検査していく。
フローリングの床鳴りが何箇所かと一部左官壁の補修。
木造の建物であったり、仕上げに自然な材料を使うと特に最初の2～3年は必ず透いたり捩れたりがあるものだ。
100年以上経った建物でも急激な乾燥により、板戸が割れてしまったことがある。
ただこの『傾斜地の家』は全館空調を入れているためか、建具の具合がほとんどなかった。
室内の湿度や温度差がほとんど無く、安定しているためかと思う。
いつ伺っても快適で本当に居心地がいい。
真夏の暑い日も、真冬の寒い日も、玄関から居間、洗面、個室までずっと開け放しで空間がつながり、
家全体が伸びやかで気持ちいい。

神戸市の建築設計事務所 H＋M atelier（エイチプラスエム アトリエ）

住宅や店舗、事務所の新築や改築をご計画中の相談、いつでもお待ちしています。